「もっと簡単にサヨリが釣れたらいいのに…」
そんなふうに悩んでいた私に、釣り好きな夫がプレゼントしてくれたのが工房浦安の『スーパーサヨリン SS-ⅡEX』というウキ仕掛け。
実はこれ、サヨリ釣りに特化した仕掛けとして釣り人の間でも評判のアイテムなんです。
以前から気になっていた道具だったこともあり、今回はこの「スーパーサヨリンSS-ⅡEX」を使って、念願のサヨリ釣りにチャレンジしてきました!
- 初心者でも扱いやすい工夫が詰まった仕掛けの実力は?
- 本当に釣れるの?
実際の釣行レポや使ってみて感じたポイントを、リアルな体験とともにお届けします。
工房浦安スーパーサヨリンSS-ⅡEXの使い方と特徴

仕掛けは非常にシンプルで、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
セット方法は以下の通り。
- 道糸に仕掛け一式を接続
- ウキカゴにコマセ(撒きエサ)を詰める
- あとはキャストしてゆっくり引くだけ


浦安釣法とは?
「浦安釣法」とは、東京湾奥を中心に広まっているサヨリに特化した釣り方のこと。
特徴的なのは、ただウキを流して待つのではなく、巻いて誘うというアクティブなスタイルです。
基本の動作はこの3ステップ
- ウキカゴをキャスト(遠くに投げる)
- ゆっくり巻いて、表層を引いてくる(=「サビく」)
- コマセで寄せたサヨリにアピールして食わせる!
ルアー釣りのような感覚で「誘って釣る」ので、釣っている実感がありとっても楽しい釣り方です。
この釣法は、東京湾奥のような浅場や潮の流れが穏やかなエリアに特に効果的。地域によってサヨリの釣り方は異なりますが、このエリアではまさに「ハマる」釣り方でした!
実釣レポ|スーパーサヨリンSS-ⅡEXでサヨリ狙い
仕掛けの準備も整い、いよいよ実践です!
今回は「サヨリが好調」と聞いて向かった内房エリアで、スーパーサヨリンSS-ⅡEXの実力を試してきました。
実釣日はちょうど天気にも恵まれ、海の様子もまずまず。「本当に釣れるのかな…?」というドキドキと、「釣れたら握りにしたいな〜」というワクワクを胸に、釣りスタート。
実釣
- 釣行日:2017年9月30日(土)
- 時間:午後~日没まで
- 場所:内房エリア(浦安方面)
- 使ったエサ:ジャリメ(イソメでもOK)
この日は秋晴れで風も穏やか、まさに釣り日和。
到着して釣り場を見回すと、周りの方たちはみんな長めの竿を使っていました。理由を探ってみると、足元にテトラポットがびっしり。これは引き上げがちょっと大変で慎重なやりとりが求められそうです。
とはいえ、今回は頼れる味方「スーパーサヨリンSS-ⅡEX」がある!期待を胸に、ワクワクしながら記念すべき第一投。
同じ竿、同じ力加減で投げたのに、いつもより飛距離がぐんと伸びた感覚。空気を切るようにスーッと遠くまで飛んでいき、これはいけそう…と直感。
一投目、二投目はアタリなし。
「そろそろ来てほしいな…」と思った三投目、その瞬間は突然やってきました。
手元にブルッと伝わる小気味よい振動——
次の瞬間、水面でバシャバシャ!とサヨリが跳ねる音!
これは絶対に逃したくない…!
慎重に慎重に、竿を立ててなんとか最大の難所=足元のテトラをクリアし、ようやくネットイン。
\この日初のサヨリ、ゲットです!/

実は長男もヒット!家族で釣れると喜び倍増ですね♪
その後もバラしがありつつも、ぽつぽつと数を追加。「サンマサヨリ」と言われるほどの大型ではないけれど、サイズも十分楽しめるレベル。「このまま爆釣いけるかも?」なんて期待したのもつかの間、1時間ほどでアタリは遠のきました。やっぱり群れの回遊頼みな面がありますね。
釣果
- サヨリ 17匹

自分で釣ったサヨリがこんなに並ぶなんて感動…!
これまで数匹釣れたら大満足だったので、自己記録更新です。
サヨリ釣りにチャレンジしてみたものの、なかなか釣れずに悶々としていた日々。今回、「スーパーサヨリンSS-ⅡEX」を使ったことで、釣りやすさと飛距離の違いを実感しました。
サヨリ釣り│今後の課題と改善ポイント
釣果には満足だけど、やってみてわかった「課題」や「ちょっと困った点」も。次回に活かせるように、備忘録としてまとめておきます。
絡み対策には「より糸」が効果的
この日、ちょっと冒険してハリスを長めに取ってみたら、なんと仕掛けがあちこち絡んでしまって釣りにならないレベルに…
そこで登場したのが、夫お手製の「より糸」。
手でひとつひとつよって作られたこのパーツ、実際に使ってみると絡みにくい&もし絡んでもほどきやすい!と大活躍でした。

コマセはこまめに詰め直すのがポイント
工房浦安さんのサイトによると、コマセを適度に入れることでウキ仕掛けが安定し、絡みにくくなるとのこと。
- パンパンに入れると出にくくなるので、8〜9割くらいがちょうどいい
- こまめに詰め直すことで、誘引力もキープ
さらに、予備のコマセとして常温保存できる「アミ姫」を持っておくと安心です。

釣れたサヨリでお料理
今回釣れたサヨリは型も良く、銀色に輝く美しい魚体を見て「これはぜひ生で食べたい!」と即決。新鮮だからこそ楽しめるお刺身でいただきました。
サヨリの握り
まずは王道の「握り寿司」。
サヨリはクセがなくさっぱりした白身で、ほんのりとした甘みがあります。薄くそいだ身をシャリにのせるだけで、上品な一貫に。釣りたてだからこその弾力と透明感が魅力です。

サヨリの薄造り
次は「薄造り」。
包丁の刃が透けるくらいに薄く引いた身をお皿に美しく並べ、ネギや大葉を添えてポン酢でさっぱりと。

骨が少なくて食べやすいサヨリは、お刺身ビギナーにもおすすめの魚。淡白であっさりした味わいはどんな薬味やタレとも相性抜群です。わさび醤油や柚子胡椒も合いますよ◎
自分で釣った魚が、こうしてお寿司になって食卓に並ぶのって最高に贅沢な気分。子供たちも「お店みたい!」と大喜びでした。
まとめ│初心者でもサヨリが釣れた
今回の釣行では、以前から気になっていた工房浦安のスーパーサヨリンSS-ⅡEXを初めて使用。
結果はなんと、サヨリ17匹!自己ベスト更新という嬉しい釣果となりました。
東京湾奥の定番ともいえる【浦安釣法】と専用ウキ仕掛けの組み合わせは、初心者でも扱いやすく、釣果につながる優れた道具だと実感。
また、絡み防止に「より糸」を使ったり、コマセをこまめに詰め直すなどの工夫が功を奏し、快適な釣り時間が過ごせました。
釣ったサヨリは、新鮮なうちにお刺身に。「自分で釣った魚を自分で料理して食べる」という釣りの醍醐味をしっかり味わえました。
釣果ゼロが続いていた私でも釣れた「スーパーサヨリン」、サヨリ釣りで悩んでいる方にはぜひ一度試してみてほしいアイテムです!

サヨリ特化されていて使いやすかったです。
>>次回、嵐になった袖ヶ浦港でアジです!!!
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