手賀沼でタナゴ釣り｜コスパ抜群の道具で家族と冬を楽しむ

雪舞う真冬の手賀沼で、家族とタナゴ釣りを楽しみました。

この記事では、2018年1月27日の釣行の様子と冬の手賀沼でのタナゴ釣りの魅力をご紹介します。

タナゴ釣り入門｜冬でも楽しめる小さな魚

タナゴは体長3～10cmの小さな淡水魚です。美しい体色と繊細な釣りの奥深さが初心者からベテランまで多くの釣り人を魅了します。特に春から初夏の産卵期にはオスの婚姻色が輝きとても綺麗。冬は活性がやや落ちますが、手賀沼では真冬でもタナゴが釣れます。

以下のポイントを押さえるとより楽しめます。

• 道具：軽量なのべ竿（1.5～2m）、細い糸（0.2～0.6号）、小さな袖バリ（1～2号）
• エサ：赤虫や練りエサ（グルテン、ダンゴ）。冬は小さめのエサが効果的です。
• 時期：3～6月がベストですが、冬は底付近を狙うと釣果が上がります。
• 場所：水草のある緩やかな流れ。手賀沼では周辺のホソが好ポイントです。

冬のタナゴ釣りでは防寒対策が重要です。厚手のコートや手袋、ホッカイロを用意しましょう。

タナゴ釣りの詳しくは下記記事をご覧ください。

真冬の手賀沼へ出発

• 釣行日：2018年1月27日（土）
• 場所：千葉県手賀沼（柏市・我孫子市）
• 天候：晴れ、気温5℃、微風
• 時間帯：午前10時～夕方

1年ぶりのタナゴ釣りです。関東は雪が降る寒さでしたが家族で手賀沼へ出かけました。インフルエンザや胃腸炎でバタバタしていた我が家。海釣りは寒いので近場で気軽に楽しめるタナゴ釣りを選びました。

手賀沼は柏市と我孫子市にまたがる自然豊かな湖沼です。タナゴ、クチボソ、小鮒などが生息し、都心から車で約1時間とアクセスも良好。子供連れでも楽しめる釣り場です。

タナゴ釣りの道具を整える

今回の釣りに使用した道具は以下の通りです。

プロマリン(PRO MARINE) PG 清風 120

• 軽量で快適
  • 120cmのスリムなロッドは長時間の釣りでも疲れにくく、タナゴ釣りの楽しさを最後まで味わえる。
• 繊細なアタリを感知:
  • 高感度な穂先が小さなタナゴの動きをしっかりとらえ、魚との繊細なやり取りを可能にする。
• 手頃な価格:
  • 初心者からベテランまで満足のコスパ。タナゴ釣りデビューに最適な一本で、気軽にフィールドへ出かけられる。

OWNER(オーナー) R-6244 たなごウキ仕掛 120cm竿用

• すぐに使える:
  • 120cm竿に最適化されたウキ仕掛けで面倒な準備不要。開封後すぐに釣りを始められる。
• 高感度ウキ:
  • 敏感なウキがタナゴの小さなアタリを確実に伝え、釣りの醍醐味である緊張感を味わえる。
• 信頼の品質:
  • 鋭く丈夫なハリを採用したオーナーブランドの仕掛け。安定したフッキングで釣果をしっかりサポート。

マルキュー(MARUKYU) タナゴグルテン

• 高い集魚力
  • タナゴを引き寄せる独自の配合で、効率よく魚を呼び寄せ、釣果アップを後押しするグルテンエサ。
• 扱いやすさ
  • 粘着力が高く水中で崩れにくい設計。初心者でも簡単に針に付けられ、釣りに集中できる。
• 携帯に便利
  • 少量パックで持ち運びやすく、必要な分だけ使える。いつでも新鮮なエサで釣りを楽しめる。

実釣｜タナゴとクチボソが輝く

手賀沼に到着。水面は静かで魚の姿はほとんど見えません。

それでも底付近でキラッと光る影。グルテンのエサを付け仕掛けを投入します。

ツン、ツンと小さなアタリ。

すると、グイーンと仕掛けが横に走り、驚くことに1投目でタナゴを釣り上げました。

続いて、クチボソ（モツゴ）が次々とヒット。銀色の体がキラキラ光る愛らしい淡水魚です。

エサに魚が集まり水面は賑やかに。クチボソが多かったので、仕掛けを底に沈めるとポツポツとタナゴが釣れました。ウキの小さな動きを見逃さずゆっくり巻き上げるのがコツです。

ツチフキとエビのサプライズ

タナゴやクチボソ以外にも、意外なゲストが登場。底を狙っていると、ツチフキと思われる魚が釣れました。ツチフキはタナゴやフナとは異なる細長い体が特徴の淡水魚で、手賀沼では時折見られます。地味な色合いですが、独特の動きが面白い魚です。

さらに、子供たちが網でガサゴソすると、小さなエビがたくさん入ってきました。スジエビの一種で、釣りエサとしても使えます。「次はエビで釣ってみよう！」と子供たちは大興奮。冬の手賀沼は、予想外の生き物との出会いが楽しいです。

シラサギとワンちゃんの賑わい

釣りをしているとバサバサとシラサギが飛んできました。驚くほど近くに降り立ちじっと魚を狙っています。どうやら、釣り人から魚をもらうのに慣れている様子。警戒心がなく、子供たちは「白い鳥、かっこいい！」と大喜び。シラサギは釣れたクチボソを数匹パクパクと食べていました。

手賀沼はワンちゃんの散歩コースとしても人気です。たくさんの犬が飼い主さんと歩き子供たちは犬と遊びながら笑顔に。飼い主さんも愛犬を褒められると嬉しそうでした。釣りだけでなく、自然や動物との触れ合いが冬の手賀沼を特別な場所にします。

16:30　夕暮れを告げる音楽が鳴り、釣りを終了。

天ぷら「天之助」で温まる

釣りの後は、近くの天ぷら屋「天之助」」で夕食をとりました。2回目の訪問となるこのお店は手頃な価格で美味しい天ぷらが楽しめます。

• 天の助定食（七品）（海老、イカ、ちくわ、ごぼう、半熟たまご、鶏肉、かぼちゃ）
• ワカサギの天ぷら

お腹いっぱいになりながらワカサギ釣りの計画を考える私達。寒い一日を温かく締めくくりました。

釣果

• タナゴ：3匹（婚姻色の美しさに感動）
• クチボソ（モツゴ）：50匹以上（一部はシラサギのおやつに）
• ツチフキ：1匹（珍しいゲスト）

長男は初めてクチボソを釣り、記念すべき一日になりました。

釣った魚の一部は自宅の水槽へ。タナゴとクチボソが泳ぐ姿はまるで小さなアクアリウムです。ただし、水槽が満員なので次回からはすべてリリースします。

まとめ｜冬の手賀沼、タナゴ釣りの魅力

真冬の手賀沼は静かで穏やかな釣り場です。タナゴの繊細なアタリ、クチボソの賑やかな群れ、ツチフキやエビのサプライズ。シラサギやワンちゃんとの出会いも家族の思い出を彩ります。釣果以上に、自然と過ごす時間が心を豊かにしてくれました。

次回は、冬のタナゴをさらにたくさん釣るためエサや仕掛けを工夫します。手賀沼は初心者や子供連れにも優しい場所。タナゴ釣りに興味がある方はぜひ訪れてみてください。

>>次回、ブロ友さんのお誘い、タナゴ釣りの秘境へです！！！