ぽかぽかと暖かい日が増えてくる4月後半。
春といえば、潮干狩りや釣りが楽しい季節。どっちも気になる~!ということで、今回は千葉県の養老川河口で「潮干狩りと釣りの両方を楽しむ欲張りプラン」を実行してきました。
この記事では、養老川河口で潮干狩りができる場所や装備、実際の貝の収穫、釣り場の様子や釣果レポートまでご紹介します。
千葉県|養老川河口の潮干狩り 基本情報
潮干狩りができる場所
- 場所名: 養老川河口(市原市海づり施設横)
- 住所:〒290-0045 千葉県市原市五井南海岸1−12
- 地図:Googleマップで「市原市海づり施設」を検索するとスムーズ
潮干狩りのシーズン・ベストタイミング
- 時期: 3月下旬〜6月上旬頃(春の大潮まわりがベスト)
- おすすめ時間帯: 干潮の前後1〜2時間が最も掘りやすい
- 注意: 満潮時は水没するため時間をよく確認
潮見表のチェック
- チェックサイト例:
- 海上保安庁 潮汐情報
- Tide736.net(千葉・市原エリア) など
- 「市原市」または「千葉港」で検索すると近い潮位が確認できます。
潮干狩りに必要な装備
- 熊手
- バケツやネット
- 長靴 or マリンシューズ (滑りやすい場所あり)
- 帽子・日焼け止め
- 着替え
- 軍手(あれば便利)
採れる貝の種類
- アサリ
- バカガイ(アオヤギ)
- ホンビノスガイ
- ハマグリ(運が良ければ)
※貝毒が発生している時期もあるので、採取後の食用には注意
→貝毒については千葉県の「貝毒検査・原因プランクトン調査結果」をご確認ください。
養老川河口の特徴と注意点
- 川の河口なので、海水と淡水が混ざる「汽水域」
- 干潮時には干潟が広がるが、足元がぬかるみやすい場所もあり
- 河口へ下りるには高低差のあるハシゴがあるため、小さなお子様連れは要注意
- トイレ・水場などの設備は、市原市海づり施設または隣接の臨海公園側で確保
利用料・予約について
- 潮干狩りは自由開放(無料)
- ※放流・管理されている有料の潮干狩り場ではないため、自然の中で楽しむスタイルです。
- 予約不要
アクセス方法
【車の場合】
- 館山自動車道「市原IC」から約20分
- 「養老大橋東」交差点を曲がり、市原市海づり施設方面へ
【公共交通機関の場合】
- JR内房線「五井駅」からタクシーまたはバス利用
- ※公共交通でのアクセスはやや不便なので、車推奨
周辺施設
- 市原市海づり施設(隣接)
- 養老川臨海公園(釣りやピクニックにも◎)
貝の持ち帰り・調理について
- 貝はしっかり砂抜きをしてから調理
- 必ず千葉県の貝毒情報を確認してから食べること
- 生食は避け、加熱調理がおすすめ
ワンポイントアドバイス
- 「満潮→干潮」へ向かう時間を狙って行くのがコツ
- 子ども連れならライフジャケットがあると安心
- 養老川の河口は静かで人も少なめなので、穴場スポット
潮干狩りレポート|実際に千葉県養老川河口に行ってみた
訪問日:2016年4月23日(土)午前
この日の干潮時刻は正午頃。しかし、朝から子どもたちの病院があったため、現地に到着したのはすでに潮が満ち始めていた時間帯。「間に合わないかもしれない」と思いながらも現地を見渡すと、まだ潮干狩りを楽しんでいる方々がいらっしゃいました。ぎりぎり間に合うかもしれないと思い、急いで準備を整えて向かいます。
養老川河口へのアクセス|ハシゴを下りて海へ
養老川河口に到着すると、駐車場から少し歩く必要があります。

その先には海へ降りるためのハシゴが設置されており、少し高い場所から降りる形になります。この高さがなかなかの難易度で、降りるのを少しためらってしまいます。


周りの方々は赤ちゃんをおんぶしながらも問題なく登り降りしている姿を見て、その凄さに感心。
子どもも大はしゃぎ!貝を探してみよう
いよいよ潮干狩り開始!最初は少し戸惑っていた子どもたちも、すぐに貝を見つけると大喜び。「貝、あったよ!」と嬉しそうに声を上げ、こちらも自然と笑顔に。

次男は「にーに、がんばって~!」と応援してくれ、和やかな雰囲気で潮干狩りを楽しむことができました。

潮干狩りの成果公開|アサリ・バカガイ・ホンビノス
- アサリ
- バカガイ(あおやぎ)
- ホンビノス
短い時間でしたが、アサリ、バカガイ(あおやぎ)、ホンビノスを少しずつ収穫することができました。到着が遅れたことを少し悔やみましたが、それでも貝探しの楽しさを十分に味わうことができました。

でもまだまだ終わりません。
手足を洗って着替えたら熊手から釣り竿にチェーンジ(*^-゜)v
養老川臨海公園で釣りも楽しめる
養潮干狩りを楽しんだ後は、養老川臨海公園で釣りを楽しむことに。
実際に釣ってみた|午後の釣果レポート
釣行日:2016年4月23日(土) 午後

広々とした公園内に釣り場があり、家族連れでも安心して楽しめる場所です。少し長い竿を出している方々や、投げ釣りの練習をしている方々もおり、静かな中で釣りをする雰囲気がとてもリラックスできました。
さ、今日は何が釣れるかな!?
フグだらけ!?養老川臨海公園はフグパラダイス
釣りを開始してすぐに、夫が初めてのアタリ!ワクワクしながら釣り上げてみると、なんとフグでした。

その後も長男がフグを釣り上げ、ついには4回もフグに針をかじられてしまいました。


比較的手前へのちょい投げでこの方々がいらっしゃるのでできるだけ遠くに投げてみます。真ん中に見えている潮目らしきところまで飛んでいけ~とできる限りの遠投をするも、あたりもなく…
残念ながら撤収。
本日の釣果まとめ|釣れた魚と反省点
- 大きめなフグ 10匹以上
(写真に写っている他にもたくさん釣れました)

残念ながら、食べられる魚は釣れませんでしたが、引きの強さには楽しさを感じることができました。
養老川臨海公園ではキビレが釣れる
最後に、釣り場で他の方が釣り上げた立派な「キビレ」を見ることができました。クロダイに似た見た目ですが、ヒレの先端が黄色いのが特徴とのこと。潮干狩りのすぐそばでこんな大物が釣れるとは驚きでした。次回はルアー釣りも挑戦したいと思います。

まとめ|養老川は潮干狩りも釣りも楽しめるファミリースポット
放流されたアサリを採る潮干狩りもいいけれど、自生している貝を探すのは宝探しのようなワクワク感があって、これまた楽しいです。
潮干狩り&釣りができる公園、またすぐ近くに海釣り施設もありますので、親子でのんびり休日を過ごしてはいかがでしょうか。
>>次回は日川浜海水浴場で潮干狩りです!!!
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