内房エリアでカタクチイワシの釣果情報がちらほら聞こえてくる季節がやってきました。
ファミリーフィッシングに最適なこの時期、子供たちと一緒に海の恵みを楽しむべく、千葉県千葉市の検見川浜突堤へ様子を見に行ってきました。今回は、釣行の様子や釣果、さらには釣れた魚を使った美味しい夕食まで、たっぷりお届けします。
- 釣行日:2021年5月8日(土)
- 釣行時間:11:30~15:30頃
- 場所:千葉県千葉市・検見川浜突堤(東突堤)
- 狙い:カタクチイワシ、サヨリ、シロギス
- 天候:晴れ(やや風あり)
- 潮回り:中潮
検見川浜突堤は千葉市美浜区に位置し、都心からのアクセスが抜群の人気釣りスポットです。稲毛海浜公園や稲毛ヨットハーバーに隣接し、駐車場やトイレも完備。釣りだけでなく、サーフィンやカヤックなどマリンスポーツを楽しむ人々で賑わいます。初心者やファミリーにも優しい環境で、足場が広く安全に釣りを楽しめるのが魅力です。
検見川浜突堤の釣り場レポート

お昼前に検見川浜突堤に到着。すでに多くの釣り人で賑わっていましたが、運良く突堤の手前側にスペースを確保できました。
突堤の先端はベテラン勢が陣取り、サビキや投げ釣り、ルアー釣りなどさまざまなスタイルの釣り人が竿を振っていました。
面白いことに、この日はサヨリ仕掛けを使っている人が目立っていました。サビキ仕掛けでイワシを狙う人もいましたが、サヨリ狙いが主流のよう。
現時点ではイワシもサヨリも目立った釣果はなく、「今日は渋いかな…」と少し不安がよぎりました。
イワシもシロギスも不在!厳しいスタート
気を取り直して、持参した解凍済みアミエビとトリックサビキ仕掛けでイワシ釣りをスタート!
同時に、初夏の風物詩であるシロギスを狙って、投げ釣り仕掛けもセットしました。ジェット天秤に2本針のキス仕掛けを結び、砂浜方面へキャスト。
「キスが釣れたら天ぷらにしよう!」とワクワクしながら竿を握りましたが…。
「まだキスは早いんじゃないかな~」
通りすがりの地元釣り師のおじさんに、優しくも現実的な一言をいただきました。実際、投げ釣りではアタリが全くなく、キスの気配はゼロ。
一方、サビキ仕掛けでもイワシの反応はなく、子供たちは退屈そうにゲームを始めたりお菓子を食べたり。「せっかく海に来たのに、家と変わらないじゃん…」と、ちょっと苦笑いでした。

砂浜で子供と波遊びタイム
釣果が渋いので、釣りを一旦お休みして、突堤近くの砂浜で子供たちと波と追いかけっこ!
波の音を聞きながら走り回る子供たちの笑顔に癒されました。検見川浜の砂浜はきれいで、貝殻拾いや砂遊びにも最適。釣り以外の楽しみがあるのも、ファミリーフィッシングの良いところですね。
砂浜で子供たちと遊ぶひととき。海の風が気持ちいいですね。

サヨリ狙いにシフトチェンジ!
そんな中、お隣の釣り人さんが1匹サヨリをヒット!
今日初めての釣果とのことで、「数は少ないけど型はいいよ」と教えてくれました。それを見た夫、すぐさまサヨリ狙いにチェンジします。
初心者にも使いやすい市販の完成仕掛けを使いました。
使用したサヨリ仕掛けセット
- サヨリ鈎:ささめ針 オ!サヨリOK飛バシ用
- ストッパー付き丸しもり:仕掛けの動きを安定させる
- 遊動丸しもり:サヨリの小さなアタリを伝えやすく
- スーパーボール:浮力で仕掛けを浮かせる
- ロケットカゴ:コマセを効率的に拡散

コマセにはチューブタイプのマルキュー ハイパワーアミエビを使用。
ロケットカゴにアミエビを詰め、表層を漂わせるように仕掛けをセット。サヨリは水面近くを泳ぐ魚なので、仕掛けを浅めに調整するのがポイントです。
ドキドキのサヨリ初ヒット!
しばらくして日が傾き、寒くなり始めたころ。
「そろそろ帰ろうか~」と話していた矢先――
サヨリ、キターーー!!!
竿先がピクピクと震えたかと思うと、確かな手応え。
慎重に寄せて無事にキャッチ!
小さなアタリを逃さない、サヨリ釣りならではのドキドキ感がたまりません。

本日の釣果|良型サヨリ
- サヨリ 1匹

釣れたのは30cmオーバーの立派なサヨリ!
釣果は1匹だけでしたが、サイズが大きく、引きも強かったので満足。サヨリは細身ながらも力強く、釣り味が良い魚です。
サヨリのお刺身&甘だれ焼きで夕食
釣れたサヨリは、夫が丁寧にさばいてお刺身に。
透明感のある白身がとてもきれいで、食べるのがもったいないほど。


また、腹骨まわりの小骨が気になる部分は、軽く火を通して甘だれ焼きに。
これがまた、絶品でした!

海の恵みに感謝して、家族で美味しくいただきました。
検見川浜釣りのコツとポイント
- ベストタイミングを狙う
- イワシやサヨリは朝まずめ・夕まずめが狙い目。潮回りもチェックして、中潮や大潮のタイミングがおすすめ。
- 仕掛けはシンプルに
- サビキ仕掛けや市販のサヨリ仕掛けは初心者でも扱いやすい。コマセはアミエビが定番。
- 子供連れの準備
- 釣りに飽きた子供のために、砂遊びキットや軽食を持参するとGOOD。
- 駐車場とトイレを活用
- 稲毛ヨットハーバーの駐車場(有料)が近く、トイレも完備。長時間の釣行でも安心。
- 天気と風に注意
- 突堤は風の影響を受けやすいので、強風時は安全第一で。
次こそイワシ大漁!リベンジを誓う
検見川浜突堤でカタクチイワシがよく釣れるのは、朝まずめ(日の出前後)や夕まずめ(日没前後)が中心。今回はお昼からの釣行だったので、タイミングが少しズレていたかもしれません。地元釣り師さんの話では、最近はイワシの群れにムラがあり、タイミングを見極めるのが重要とのこと。
次回は早朝や夕方にリベンジして、子供たちにイワシの大漁を体験させてあげたい!
サヨリも良型が期待できるので、引き続き狙っていきます。
検見川浜突堤は、初心者やファミリーでも楽しめる最高の釣り場。次こそ、大漁を目指して頑張ります。
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