千葉県の検見川浜突堤で、釣りブロガーが熱狂する「サヨリ祭り」が開催中!と聞きつけ、いてもたってもいられず行ってきました。サヨリ釣りは初心者でも楽しめる一方、ちょっとしたコツが釣果を左右します。私には「苦手意識」のある魚ですが、釣れていると聞けば行かずにはいられません。
今回は、釣行記を中心に、突堤の状況、釣りのテクニック、釣果、そして美味しかったサヨリ料理まで詳しくお届けします。
検見川浜突堤の状況
- 釣行日:2017年9月23日(土)
- 天気:晴れ
- 気温:約25℃
- 潮:中潮
- 風:微風
久しぶりに訪れた検見川浜突堤は、噂通りサヨリフィーバーで大賑わい!突堤は人で埋め尽くされ、駐車場から釣り場まで歩くだけでテンションが上がります。ただし、激混みで場所取りは早めが吉。朝6時頃にはすでに多くのアングラーが陣取っていました。
今回は稲毛ヨットハーバー側で釣りをしましたが、反対側の花見川側は改修工事のため閉鎖中との情報。突堤の状況は時期によって変わるので、事前に千葉市の公式サイトや釣り情報サイトで確認するのがおすすめです。
周囲を見渡すと、ルアーマンは少数派でほとんどの人がサヨリ狙いのウキサビキ仕掛けを使用。常連さんらしき顔ぶれもチラホラ見かけ、皆さんリズムよくサヨリを釣り上げていました。初心者からベテランまで、幅広い層が楽しめるのが検見川浜突堤の魅力ですね!

検見川浜突堤でサヨリ釣りの魅力とコツ
サヨリ釣りはシンプルな仕掛けで楽しめますが、ちょっとしたテクニックが釣果を左右します。以下、私の試行錯誤と周囲のアドバイスを基にしたポイントをまとめました。
サヨリ釣りに適した仕掛け
- 工房浦安 スーパーサヨリンSSII(市販のサヨリ専用仕掛け)

- コマセ:アミコマセ(チューブタイプ)

- 竿:3~4mの磯竿(2~3号)
- リール:2000~2500番のスピニングリール
サヨリ釣りの基本テクニック
- キャストは丁寧に
- サヨリは表層付近を泳ぐので、遠投は必要ありません。20~30m程度で十分。周囲が混雑しているので、オマツリ(仕掛けの絡まり)を避けるため、正確に投げましょう。
- リトリーブはゆっくり
- ウキをゆっくり巻きながら、時折止めてサヨリに食わせる間を作るのがコツ。速く巻きすぎるとサヨリが見切ってしまいます。
- ウキの動きに注目
- サヨリの当たりは「バシャバシャ」と水面が騒がしくなるのが特徴。ウキが沈む前に素早く合わせるとバラしにくいです。
- コマセのタイミング
- コマセは定期的に補充し、魚を寄せる「点の集魚」を意識。撒きすぎるとサヨリが散ってしまうので注意。
私の失敗から学んだ教訓
実は私、この日はサヨリボウズ(0匹)でした…
原因を振り返ると、
- 飛距離にこだわりすぎ:隣の人から「近くにいるよ」と言われたのに、遠くに投げてばかり。サヨリは意外と足元にもいる!
- リトリーブが単調:巻く速度や止め方がワンパターンで、サヨリにアピール不足だったかも。
- バラしの連続:当たりがあっても手前でバラしてしまい、合わせのタイミングが遅かった。
一方、夫は同じ仕掛けで10匹ゲット!
彼のコツは「ウキを止める時間を長めに取ること」と「コマセを小刻みに撒くこと」。次回はこれを真似してみます!

サヨリ以外の大物!?ボラとの出会い

サヨリはバシャバシャするからあたりはすぐに分かるよ。
サヨリを狙っていたはずが、突然のドラマが!
私のウキが「バシャバシャ」と激しく動き、巻いてみるとずっしり重い!「特大サヨリか!?」と期待した瞬間…

ボラじゃないかーーーい!
ボラ(約30cm)が登場!

サヨリ用の小さな針に、なぜかボラがかかってしまいました。間違いなくこの日の大物大賞です(笑)
ボラは引きが強いので、初心者でもスリリングなファイトを楽しめます。ただし、食用には匂いが気になる場合があるのでリリースしました。
実はサヨリの当たりも何度かあったのですが、手前でバラしてしまい…。サヨリ釣りの難しさを実感しました。
この後、気分を変えてイワシ釣りにシフト。
サビキ仕掛けでイワシをゲットし、なんとかボウズを免れました!
検見川浜突堤│本日の釣果レポート
- サヨリ:10匹(夫が釣った分)
- イワシ:18匹(私がメインで釣った)
- ボラ:1匹(30cm、記念の大物)

夫はサヨリ、私はイワシと、役割分担がハッキリした結果に(笑)
検見川浜突堤はサヨリ以外にもイワシやセイゴ(スズキの幼魚)が釣れるので、初心者やファミリーでも楽しめます。
サヨリを美味しくいただくレシピ
釣ったサヨリとイワシは、家族で美味しくいただきました!長男が「自分でさばきたい!」と張り切って手伝ってくれ、食卓が一層賑やかに。

サヨリのお造り

材料(2~3人前):
- サヨリ:5~6匹(15~20cm程度)
- 醤油、わさび:適量
- 大葉やレモン:お好みで
作り方:
- サヨリを3枚におろし、骨を丁寧に取り除く(ピンセットがあると便利)。
- 皮を剥ぎ、薄くスライスして皿に並べる。
- 大葉やレモンを添えて、醤油とわさびでいただく。
感想:
長男が「自分でさばいたから美味しい!」と大感激。サヨリは淡白で上品な味わいが特徴で、鮮度が良いと臭みもゼロ。子供にも食べやすいお刺身です。

サヨリのフライ

材料:
- サヨリ:5匹程度(開いた状態)
- 小麦粉、卵、パン粉:適量
- 塩コショウ:少々
- 揚げ油:適量
作り方:
- サヨリを背開きにし、軽く塩コショウで下味をつける。
- 小麦粉→卵→パン粉の順に衣をつける。
- 170℃の油でカリッと揚げる(約2~3分)。
- レモンやタルタルソースを添えて完成!
サクサクの食感とサヨリの繊細な味わいが絶妙にマッチ。子供のおやつにもピッタリです!
ひとこと|次こそリベンジ
サヨリボウズに終わった今回の釣行でしたが、夫の釣果や子供たちの笑顔に救われました。
サヨリ釣りのリベンジのため、近いうちにまた検見川浜突堤へ行きます。
次回はカタクチイワシも好調な秋の釣行記をお届け予定。乞うご期待!
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